2005年04月02日
トーノZEROアニメ感想トランスフォーマー ギャラクシーフォース total 2427 count

子供達も役に立つ合理的なドラマが展開する、良心的な男児向けアニメ!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のギャラクシーフォースの感想。

サブタイトル §

第13話「アトランティスの攻防」

あらすじ §

 ベクタープライムは、地球上のデストロンから身を隠すために月の裏側にアトランティスをワープさせます。

 しかし、それは発見されます。

 ベクタープライムはアトランティスを戦闘モードに移行させ、自動迎撃させます。それによって時間を稼ぎを試みます。

 サイバトロンも駆けつけますが膠着状態に陥ります。

 そこに、謎のトランスフォーマーが出現し、最初はデストロンを攻撃しますが、その後にはサイバトロンを攻撃し、そのまま立ち去ります。

 ベクタープライムは、アトランティス内で子供達の力も借りながらチップスクエアを手に入れる寸前まで行きます。

 そこに、マスターメガトロンが乱入し、強引にチップスクエアを奪い取っていきます。

 セーフティーを解除しないままチップスクエアが持ち去られたことで、アトランティスは自爆モードに入ります。

 自爆が進行するアトランティス内で、チップスクエアを挟んでギャラクシーコンボイとマスターメガトロンが激しく戦います。

 爆発するアトランティスからチップスクエアを携えたギャラクシーコンボイが戻ってきます。マスターメガトロンは生死不明となります。

 スペースブリッジが出現が出現し、惑星スピーディアのファストエイドから連絡が入ります。ギャラクシーコンボイ達は、スピーディアに向かいます。

感想 §

 非常によく考えられた合理性がいろいろ見られるストーリー内容ですね。

 まず、月の裏側に待避するという合理性。地球上から見ればけして見えない場所ですね。

 アトランティスの機器は、意味不明の古代語を表示し、喋ります。いちいち翻訳されないと理解できません。いきなり英語や日本語を喋るのに比べて、未知なるものを扱っているという感じが出て良いですね。

 子供達がいて良かった、というチップスクエアの取り出し操作ですが、複数の者達が同時に操作しなければ取り出せないというのは、重要な選択を扱う場合には合理的なユーザーインターフェースですね。たとえば、核ミサイルの発射装置は、同時に二人が操作しないと発射できないという話がありますが、それを連想させる状況ですね。

 最後に、自分たちもスピーディアに行きたいという子供達を、頼み事という誠意ある対応で押し止めるベクタープライムの大人の対応。これも、大人が果たすべき役割をきちんと果たしているところが良いですね。

更に感想 §

 しばしば見られるトランスフォーマーの後頭部のアップ。後頭部のセクシーさがこれからは問われていくかも知れませんね。

 自爆が進行する中で、一歩も引くことができずににらみ合うギャラクシーコンボイとマスターメガトロン。この緊迫感が凄いですね。ゾクゾクします。

 それから、マークがサイバトロンからデストロンに入れ替わる謎のトランスフォーマー。この二重性は面白いですね。

今回の名台詞 §

ギャラクシーコンボイ「私を信じろ。チップスクエアは必ず取り戻す」

 格好良いですね。まさに、多くの仲間を率いるリーダーならではの力強い言葉です。